今日ほど、教育への関心が高まっている時代はない。
  それは、今日の、急激な社会の変化の流れの中で、「今こそ、日本人の教育が必要である」という人にとが多いからである。
 今のまま、社会の変化という流れに教育を委ねていたのでは、「21世紀の日本人」は、その存在さえもあやぶまれるという、危機感を持つ人々が多いからである。
 だから、現場の管理職や、志ある幹部職員が、唯々諾々と、流行に乗っていっていいわけがない。かつて、世界に冠たる初中教育を樹立させた「不易の教育哲学」を、もう一度、見直してみることも必要である。

【編著】全国連合退職校長会 教育課題刷新委員会
【定価】1,900円(税抜)
【発行】平成14年11月
【発売】明治図書