近畿地区連絡協議会 報告

全国連合退職校長会副会長
近畿地区連絡協議会会長
西川芳徳
  (奈良県退職校長会会長 )

24年度近畿地区連絡協議会
○期 日 24年10月26日
○会 場 奈良市 春日野荘
○出席者 63名

平成24年度近畿地区連絡協議会は奈良県が担当、午前中は開会行事、協議、研修を行った。
福井義博副会長の開会の言葉で始まり、会長からは「活力ある組織と人材育成についての研究協議題にそって、互いに情報交換と協議を重ね、成果を参加府県に持ち帰り、活動の深化・充実に努めていただきたい」との挨拶があった。
来賓には、冨岡将人奈良県教育長、北保志奈良市教育委員会学校教育部長、安達光男奈良県中学校長会会長が臨席され、県・市教育長のご祝辞を頂いた。
全連退から会長代理として出席された入子祐三総務部長から、全連退としてのご挨拶とともに本部報告があった。ここでは、新しく作成された「全連退リ-フレット」をもとに全連退の動きなどについて説明がなされた。
開会行事の後、協議が始まった。発表は、はじめに大江惇二兵庫県退職校長会連盟副会長から組織の活性化に向けての広報活動、教育支援活動などの取り組みについて報告があった。続いて、奈良県から竹中良行常任理事が、8年前から取り組んできた人材バンクの活動状況や、郡市で取り組んでいる人材バンク活動の実際を紹介した。その後、質疑があり、協議を終えた。
次年度の協議題については、各府県の案を取りまとめ「組織の拡充と魅力ある事業の推進」を提案、満場一致で承認された。
引き続き、研修では、奈良県の報告に関連して人材バンクの一人である西谷昇氏から「相撲発祥の地 奈良」と題する講話があり、事務局5人も加わって相撲甚句「双葉山」「奈良県名所」「当地興行」を披露した。
午後からは各府県の紹介や情報交換を兼ね、懇親会を開いた。
最後に、国旗・全連退旗が和歌山県に引き継がれ、再会を約し、松村副会長の閉会の言葉で全日程を終えた。

東海北陸地区連絡協議会 報告

平成24年11月11日
全国連合退職校長会副会長
東海北陸地区協議会会長
大竹武士
  (静岡県退職校長会会長)

○期日 平成24年11月8日・9日   
○会場 岡崎市 ニュ-グランドホテル 

第1日目
 開催県会長、地区会長の挨拶の後、全連退木山常任理事から挨拶・報告があり、協議会に入った。研究協議ではテ-マである「退職校長会の社会的役割を高め、会員の所属意識を強化する活動」について各県の状況報告があった。

  1. 社会的役割については、県や市町村の教育委員会との連携のもとに、各種の学校支援活動への参画、退職校長と現役校長との話し合いにより、コ-ディネ-タ-として意見交換したり、ボランティア活動として、学びの支援・子ども見守り隊・子どもの相談や保護者や地域の支援等、幅広い貢献活動が報告された。
  2. 会員の所属意識の強化については、機関紙(会報)発行や会員の投稿による冊子や会員名簿の作成、研修や親睦、慶弔事業等の事例が報告された。  
  3. テ-マについての協議と共に質疑応答があり、次のような課題が報告された。

  • 会員の募集について
    「加入してどんなメリットがあるのか」との声や、「地域の会には加入するが県への加入は」の傾向が皆無ではない。退職を迎える現職校長に、退職校長会の意義の啓発や浸透を図る必要がある。
  • 高齢者の会費免除について
    高齢等により、県の事業への参加が困難な会員の会費の免除では、各県の事情に応じての実施や検討がされている。
  • 女性役員の登用について
    各県とも実施及び登用の方向が進んでいる。
    概ね以上であるが、半日の日程で有意義な協議、情報交換が行われた。

○次期開催県・・・福井県と決定

第2日目

 岡崎市内の史跡等の研修視察・・・大樹寺、八丁味噌蔵

中国地区退職校長会連絡協議会 報告

平成24年10月26日
全国連合退職校長会副会長
中国地区連絡協議会長
徳 永 耕 一
  (鳥取県退職校長会長)

1.日 時  平成24年10月25日・26日
2.会 場  セントコア山口
3.参加者  山口県、広島県、広島市、岡山県、鳥取県、島根県・・・61名
4.研究協議

第1日目
退職校長会のミッションは、在職中、地域から恩恵を受けた貴重な経験を、今こそ地域に返す時、と徳永会長の挨拶で始まった。

1.戸張全連退会長より挨拶並びに報告
・国への要望要請
・教職員定数改善の要望
・中教審への各種意見の提出
・組織のリニュ-アルと加入促進

(2)各県の提案と協議
●広島市・・・「研修委員会の活動と実践」
     ・歩いて ひろしま探訪
     ・各区ごとに教育委員会・現職校長との懇談会
●広島高・・・「活動の活性化と学校支援活動」(福山支部)
     ・会員の親睦と福祉の増進
     ・教育振興のための意見具申と高校教育の問題点
●岡山県・・・「会の活動と会員の活動」
     ・教育の現状と問題点・・・県教委・現職校長会・退職校長会合同
     ・学校支援活動の例
●鳥取県・・・「戦中・戦後の証言集の発行」
     ・教育的見地から編集、平和の尊さを継承していく
     ・会員と全学校等へ配布活用

第2日目
●島根県・・・「職縁から地縁へ」
     ・地域に根差した活動(17支部)調査の概況
     ・先進的事例の(3支部)の紹介と変容
●山口県・・・「生涯学習作品展」
       ・作品の紹介(34点)
       ・作品作りは生きがいづくり、私もチャレンジ
◎まとめ
  他県の様子がよく分かり、大いに刺激を受け、今後の参考になった。魅力ある組織にするために、各県が中国地区としてどのように連携していくのがよいかということを感じた。
 山口県より協力に感謝の辞。そして広島県へ襷を渡す。

以上

第41回関東甲信地区退職校長会連絡協議協議会(報告)

平成24年10月20日
全国連合退職校長会副会長
岩佐 喜一
  (千葉県退職校長会会長)

1 期 日  平成24年10月18日(木)・19日(金)
2 場 所  長野県長野市 信濃教育会館
3 協議題  「退職校長会の特色を生かし、教育現場の応援団として何ができるか」
4 1日目  各都県の支援の在り方・課題
長野県:
 親育ちの支援を継続的に積み上げながら、地域の教育力を高めるために、「親学講座」の開設により、親が学ぶ姿勢を作りだした事例報告。
埼玉県: 現職校長会・教育行政諸機関との連携を密にした教育支援活動に組織を挙げて取り組み、「彩の国教育の日」・現職との研究協議会・要望書の提出 等。
千葉県:
 県教育の現状を把握し、教育の力量を高めるための、県下23地区の支援・県の会の支援の現状報告。退職校長も現場から必要とされる力量が必須。
茨城県:
 学校が必要としている支援内容から、「夏休み学習室開放事業」「自由研究作品等の審査」等の活動。会員も要請に応じられるような態勢を整えておく。

群馬県:
 [調査研究委員会の活動を通して学校・家庭・地域・行政への働きかけ]と題し、調査研究資料Ⅵをもとに、家庭の教育力向上を目指しての報告。

新潟県:
 会の活動目標Ⅰ「現職教職員に敬愛される教育風土の醸成に努めるとともに、培った知識・経験等を生かして自らも楽しみながら支援に努める」の実践。

東京都:
 東京都退職校長会の特性・支援活動の変遷、24年度の都教育庁委託事業として「外部人材活用に関する相談及び人材バンク事業の普及・広報業務」等の報告。

神奈川県:
  連合体である本県は、各地区での取り組みは熱心に行われているが、県としての組織的な動きは、まだ、これからの現状である。

山梨県:
 「やまなし学校応援団育成事業」として、各市町村単位に「学校応援団」が立ちあげられ、「100クラスの授業」15年間の「修学旅行事前学習」の実践。

栃木県:
 「スク-ルエキスパ-ト活用事業」により、各学校のニ-ズに応じ様々な教育活動への支援により、確かな学力の育成に資した実践報告。
5 2日目   城下町信州・松代の見学研修
 真田氏により10代約250年の間、信濃の雄藩として治められた松代藩の城下町松代の、秋色の落ち着いた佇まい「真田邸」「真田宝物殿」「文武学校」等の見学研修。

東北地区退職校長会秋田大会開催される

平成24年10月29日
東北地区退職校長会協議会
会長 杉山紘二
  (宮城県退職校長会会長)

 平成24年10月11日(木)、12日(金)の両日、秋田県秋田市に於いて第40回東北地区退職校長会協議会秋田大会が開催された。

1.協議題
「組織の拡充に努め、効果的な活動を展開するにはどうすればよいか」
 ─ 「教育の日」の実施状況に触れながら ─

2.理事会内容
(1) 24年度役員人事の提案と承認
(2) 次年度大会はについて提案と承認。
・平成25年10月10日・11日、青森県、浅虫温泉に於いて開催
・協議題は今年度を踏襲する
(3) 平成25年度・26年度の東北退職校長会協議会会長について提案と承認
・25年度・26年度の東北地区退職校長会協議会会長は福島県からとする
(4) その他 
・平成24年に山形県に「教育の日」が制定された旨報告があり、東北地区は全県が「教育の日」制定がなる。

3.大会(全体会)内容
(1) 開会行事
(2) 講話
 ・講師  全連退常任理事 田中昭光 様
 ・演題 「組織の活性化(ピンチをチャンスに)」
      全連退の存在意義は教育の振興に寄与することにある。そして、豊富な経験を持つ退職校長の力量を生かして学校の支援に協力することが大事である。また、会員減少を食い止める努力をしながら組織を継続する努力をしたい。などの話題に会員は耳を傾けた。
(3) 話題提供と協議
・今年度は宮城県、福島県、山形県の会員より発表があった。

北海道退職校長会の取組―新会員加入促進の方策―

平成25年5月17日
全連退副会長
会 長 森   剛
  (北海道退職校長会会長)

  北海道退職校長会は、単一地区退職校長会組織のため、それに替わるものとして定期総会と支部代表者会を位置づけている。支部代表者会は、道内40支部の活動や事業等について意見交換・情報交流を行うことを目的として、例年10月に開催している。

したがさて、本年度は未開催であるので、ここでは、5月17日に開催した第49回定期総会の模様を報告する。

総会は、16名の来賓と27名の役員、そして83名の会員の出席のもとに開催され、国歌斉唱、会長あいさつ・来賓紹介の後、北海道教育委員会吉田昭一教育次長、札幌市教育委員会金山正彦学校教育部長、全国連合退職校長会白石裕一常任理事から祝辞をいただき、ついで、議長に札幌白石支部の高橋淳支部長を選出して協議に入った。

第1号議案から第5号議案まで、本会の活動に係る事業や予算、「北海道教育の日」道民運動の推進等の全ての事項が承認され、総会宣言決議も、可能な限りマイナスイメ-ジを避け、平易な言葉でのものとなり、森剛新会長とともにスタ-トするフレッシュな体制を象徴するものとなった。

次いで、76名の上寿・米寿の方々への記念品を贈呈し、代表して武市勝治様からのご挨拶を頂いた。また、会務運営検討委員会の答申に沿っての事業の推進は、3年目となる。2年後に、本会創立50周年の記念の年となることから、それに向かっての取り組みを開始することになる。

以上

「魅力ある退職校長会」平成24年度 九州地区連絡協議会 報告

国連合退職校長会副会長
大分県退職校長会会長
池 田 大 洋

開催期日 平成25年5月8日・9日
会  場 大分市 レンブラントホトル大分
出席者  九州各県から38名

協議題「魅力ある退職校長会の在り方と活動」

本年度九州地区退職校長会協議会は大分県が担当。
 本部から戸張敦雄会長を迎え、大分市で開催。
 二日間、会長部会、事務局長部会が行われた。

Ⅰ日目全体会
  協議題を「魅力ある退職校長会の在り方と活動」とし、事業目的や内容の明確化と周知徹底が肝要等、各県とも工夫に余念がない。全連退の5要望については戸張会長より資料を基に具体的な見解、説明を頂いた。米寿以上会員の会費免除については、今後検討するとのこと。

日目会長部会
  九州地区退職校長会「綱領」制定については、沖縄大会、宮崎大会、大分大会と3年越しの懸案事項。各県のアンケ-ト結果を踏まえ、「九州はひとつ」の認識に立ち、各県の賛同により「九州地区退職校長会綱領」が定められた。制定日は、平成25年5月9日とする。
  「退職校長会の組織と活性化」については、小・中に分かれている福岡県では連絡協議会の結成を考えている。熊本県では80名新会員全員が入会。
 教育の日制定に伴い支部諸活動の活性化がみられる宮崎県等。

2日目事務局長会
  「会員の帰属意識の高揚、加入促進」について、福岡県小学校では「事務局便り」を年6回発行。「盛年部」の創刊。熊本県では「新会員の集い」を開催予定。鹿児島県各地で「教育県民週間」が行われている。私立学園は加入対象になるのかについて、全連退では組織部で調査検討し進める。
  「専門部活動の状況と活性化」行事の傷害保険加入については、予算上大変。鹿児島県では、見える活動、情報共有、成果を次に生かす、の3点を押えている。

以上

四国地区連絡協議会 報告

平成24年9月21日
四国地区連絡協議会
会 長 上甲一光
  (愛媛県退職校長会長)

1 協議会

(1) 開会行事

(2) 本部情報

(3) 協議及び情報交換

[協議題]
・組織としての活動状況について
・「教育の日」の取組について
・将来に向けての本会の在り方について
・各県の課題について
・四国地区会報の発行についてなど

[情報交換]
・周年記念事業について
・高齢者会員の会費について
・研修旅行について(行き先・費用)
・役員会についてなど

(4) その他


(5) 懇親会


2 おもな意見

組織に加入して何をしてくれるかより何ができるかを考えることが大事
県教委と連携してボランティア活動を行っている例が報告された。
先ずは年一回でも一堂に会することに意義がある。今後、充実の方策を考えていこう。
今年度会報を発行→12月中旬までに原稿を愛媛県の事務局へ送る。

以上