敬老の日を前に厚労省は 9 月 1 日、100 歳以上となる高齢者が 9 月 15 日時点で、 6 万 1568 人(前年比 2748 人増)に上ると発表した。
6 万人を超えるのは初めてで、女性が 87%を占める。今年度中にちょうど 100 歳 を迎える高齢者は 3 万 379 人(前年度比 1022 人)で、初めて 3 万人を突破する。
100 歳以上の人は、老人福祉法が制定され、国による表彰が始まった 1963 年は 153 人だったが、1998 年に 1 万人を突破し今年は 45 年連続で過去最多を更新した。
厚労省高齢者支援課は「医療が進歩し、高齢者の健康も高まったことが要因として考 えられる」と分析している。
人口 10 万人占める 100 歳以上の人数は全国平均で 48.45 人。都道府県別では、 島根県 90.67 人)が 3 年連続で最多となり、最も少ないのが 26 年連続で埼玉県 (28.68 人)だった。
国内最高齢者は、東京都渋谷区在住の 115 歳の女性だ。男性の最高齢者は、名古屋 市の 112 歳である。
(2015/09/11 読売新聞から)