抜粋内容

第44回 総会あいさつ 全国連合退職校長会 会長 故 土橋荘司

祝辞 文部科学大臣  渡海紀三朗 様

祝辞 全国校園長会長代表 全日本中学校長会 阿部 邦幸 様

総会報告  

【PDF】平成20年度 役員一覧

【PDF】綱領  宣言・決議 

理事会報告

平成20年度事業計画

第44回 総会あいさつ 全国連合退職校長会 会長 故 土橋荘司

全国連合退職校長会
故 会長 土橋荘司

本日、ここに四十余年の伝統を凝縮した『会旗』のもと、第四十四回全国連合退職校長会総会を開催いたしましたところ、文部科学省初等中等教育局視学官、吉川茂夫様をはじめ、多くの来賓の皆様のご臨席を賜り、誠にありがとうございます。心から厚くお礼申し上げます。

さて、今日の国外国内の社会や経済の状況に注目しますと、我が国の将来が危惧される課題が山積しております。

とくに、私は日本の未来を託す子どもたちを取り巻く環境が大きく変化し、私どもの心胆を寒むからしめる事案が連鎖的に多発していることに心を痛めております。

このことの根源を大胆に指摘いたしますと、一人一人の心に宿る倫理観の欠如ではないでしょうか。この倫理観を、総ての人の心の中に育てていく力を有するものは、教育をおいて他にはないと考えております。

今こそ、教育に携わる者すべては、子どもへの愛の心を胸に秘め、道を説く姿を堅持し具現しなければなりません。

教育改革の状況に眼を転じますと、「国家百年の計」といわれる教育の振興に資する課題が、財政上の論理によって、その礎を固められないことをはじめ、義務教育費国庫負担割合が削減されたままであることの問題点など、教育基本法に示された理念の具現化を妨げることがらを除くことに努力し、義務教育の意義・在り方を深く考え、いっそうの充実を目指して歩を進める時である、と考えております。

私たち、全国連合退職校長会は、当面の問題、中長期的な課題を深く考え、子どもたちに、明るい希望を持たせ得る日本国を目指して、国等への意見、要望等を継続するとともに、「教育の日」の制定推進、並びに「教育憲章」の普及、会員各位の福利厚生に努力してまいります。

おわりにあたり、ご参集の皆様、全国の九万余の会員の皆様のご健勝を心から期待して、あいさつといたします。

平成20年6月5日
総務部長 戸張敦雄(代読)

祝辞 文部科学大臣  渡海紀三朗 様

祝辞 全国校園長会長代表 全日本中学校長会 阿部 邦幸 様

全国校園長会長代表
全日本中学校長会 給与対策部長
阿部 邦幸 様

ただいまご紹介いただきました、全日本中学校長会給与対策部長阿部邦幸でございます。本日は、壷内新会長が中体連の理事会のため代わってご挨拶申し上げます。教育関係諸団体の代表の皆様や諸先輩がご出席の中、まことに僭越ではございますが、一言ご挨拶申し上げます。

まず、本会会長、土橋荘司様のご逝去に対し衷心より哀悼の意を表します。ご案内のように土橋先生は、全日本中学校長会の第11代会長でもあらせられ、私どもの先輩の最長老として、最も頼りにし、尊敬申し上げていた方でございます。昨年の60年記念大会にはお出ましいただきましたが、先日の総会はご欠席でしたので心配していたところでございました。数々のご功績をたたえ、また、長きにわたるご指導に深く感謝申し上げ改めて、ご冥福をお祈りいたします。

さて、本日は、第44回全国連合退職校長会総会の開催、真におめでとうございます。また、貴会が、九万余名の会員を擁して、豊かな人間性と主体性のある日本人を育成する教育の推進にご尽力をされてきたことに、敬意を表するものでございます。

ご案内のように、昨年度は、新制中学が発足して、丁度60年という大きな節目の年でありました。皆様のお陰で全日本中学校長会と東京都中学校長会が一体になって、皇太子殿下のご臨席を仰ぎ、4200名を超す全国の会員・来賓の皆様をお迎えし、「中学校教育60年記念・全日中東京大会」を成功裡に終えることができました。戦後の荒廃の中から、教育の復興と発展を担われた諸先輩の皆様のご苦労、ご尽力に、改めて感謝を申し上げます。

さて、この三年間を振り返っただけでも教育改革の勢いは留まることなく、怒濤のごとく押し寄せ、制度化されました。昨年度は、改正教育基本法を踏まえた教育関連三法や43年ぶりに実施された「全国学力・学習状況調査」、そして、この3月28日には、戦後6回目の学習指導要領が告示されるとともに、教育振興基本計画が示されるなど、まさに我が国にとつて教育の大転換期でありました。今年度からは、教育基本法の理念や学校教育法の目標の実現に向けて、教育改革を学校現場で進めていく極めて重要な年になります。来年度からの新学習指導要領の移行措置が円滑に行われ、きたるべき平成24年度からの新教育課程の全面実施に向けて、学校経営者としての真価が問われる重要な年と考えております。

全日中としては、先輩の皆様方のご支援・ご協力をいただきながら「学校現場から日本の教育を変えよう」という確固たる信念をもって、教育改革を推進し、国民の信託に応えてまいりたいと考えております。また、義務教育費国庫負担制度の堅持及び全額国庫負担化の早期実現や人材確保法の堅持及び見直し、教育振興基本計画案の見直し、さらに教員免許更新制度の運用面など、直面している課題が山積しており、引き続き陳情活動や意見表明などで積極的に取り組んでまいります。特に、教育振興基本計画は、今が、大きなヤマ場を迎えています。

全日中並びに貴会を含む教育関係23団体が連携し、「教職員定数改善計画の策定を求め
る要望書」を、財務省及び文科省に提出し、陳情活動を行っているところでございます。

全日中は、義務教育の根幹である「機会均等」「水準確保」「無償性」を維持するため、貴会並びに教育関係諸団体の皆様と連携・協力して、確固とした教育条件の整備に取り組んでまいります。

どうか、今後とも、教育の充実・発展のために、貴会が豊かなご経験とご実績を生かして指導性を発揮されるとともに、全日中へのご支援を賜り、連携・協力の関係を一層深めていくことができますようお願いを申し上げます。

最後になりましたが、貴会のますますのご発展と、本日ご参会の皆様のご多幸、ご健勝を祈念して、ご挨拶とさせていただきます。

本日は真におめでとうございます。

総会報告  

総会報告  

日時 平成20年6月5日(木)午前10時より
会場 江戸東京博物館 一階ホール

出席者
正副会長、常任理事、理事、監事、代議員等138名

司会・進行 廣瀬 久総務

黙祷

1、開会の辞 中尾昌雄副会長

2、国歌斉唱 指揮・中原慎三

3、全連退「綱領」の唱和
先導 小川嘉一郎  高校問題研究委員長

4、会長挨拶 (代)戸張敦雄総務部長

5、来賓祝辞
○文部科学大臣 渡海紀三朗様 
(代理)文部科学省初等中等教育局、視学官 吉川茂夫様
○全国校園長会長代表
全日本中学校長会 給与対策部長 阿部邦幸様
○来賓紹介 徳永裕人事務局長

6、議長選出
前日の全国理事会で後藤秀次郎・土屋俊明の両副会長を選出。

7、議事

第1号議案
平成19年度会務報告 戸張敦雄総務部長

第2号議案
平成19年度決算報告
・決算報告 白石裕一会計部長
・監査報告 吉村暢夫監事

第3号議案 
役員承認
齋藤昭次役員選出委員長より報告
・土橋荘司全連退会長逝去に伴う新会長に、廣瀬 久総務
・副会長の退任と就任(東海北陸)岩間敏和(愛知)→飯田宗映(富山)
(九州)坂本武一郎(佐賀)→下釜 明(長崎)

第4号議案
平成20年度目標案・事業計画案
・各部長・委員長から提案

第5号議案
平成20年度予算案審議 白石裕一会計部長 

第6号議案
宣言・決議の採択  
土屋俊明宣言・決議文案作成委員長より読みあげ
※各提案は原案の通り承認された。

8、感謝状並びに記念品贈呈

9、閉会の辞 酒井三郎副会長

 記念講演(午後1:00-1:30)  講師紹介  

講師
兵庫教育大学長 梶田叡一先生

演題
「新しい学習指導要領の理念と課題」

・昭和16年(1941年)島根県松江市生れ。
・昭和39年(1964年)、京都大学文学部哲学科(心理学専攻)を卒業。
・昭和46年(1971年)、京都大学より「自己意識の社会心理学的研究」で文学博士。国立教育研究所主任研究官、日本女子大学助教授。大阪大学教授、京都大学教授・京都ノートルダム女子大学長などを経て、平成16年(2004年)12月より兵庫教育大学学長。

著書は「自己意識の心理学」「子どもの自己概念と教育」「教育評価」「新しい大学教育を創る」など多数

【PDF】平成20年度 役員一覧

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【PDF】綱領  宣言・決議 

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理事会報告

理事会報告  

日 時 平成20年6月4日(火)午後一時より
会 場 江戸東京博物館一階学習室 

出席者
正副会長、常任理事、理事、監事等76名

司会・進行 廣瀬 久総務
1、開会の辞 齋藤昭次副会長
2、会長挨拶 (代)戸張敦雄総務部長
3、理事会、総会の運営について 戸塚敦雄総務部長
4、平成19年度会務報告 戸塚敦雄総務部長より一括
5、平成19年度決算報告・監査報告白石裕一会計部長、今井 満監事
6、総会の議長候補の選出
事務局長より発表。承認を得る。後藤秀次郎(東北地区)副会長土屋俊明(四国地区)副会長

7、平成20年度「目標」(案)並びに事業計画(案)について
「目標」(案) 木山高美総務「事業計画」(案)
各部長・委員長

8、平成20年度予算案について
白石裕一会計部長提案

9、役員の選出並びに宣言・決議文案作成
9地区の副会長による役員選出
委員会、宣言・決議文案作成委員会を開催し作成。

―そのため、理事会は暫時休憩―

◆ 再 会 ◆

10、役員選出並びに、「宣言・決議」文案発表
齋藤昭次役員選出委員長より報告。

全連退会長 土橋荘司氏(逝去)→廣瀬 久氏(総務)

東海北陸地区副会長
岩間敏和氏(愛知)→飯田宗映氏(富山)

九州地区副会長
坂本武一郎氏(佐賀)→下釜 明氏(長崎)
高橋亮一宣言・決議文案作成委員長より「宣言・決議」文案発表。

11、「全連退の歌」斉唱

12、その他

13、閉会の辞
高橋亮一副会長

終了後、別会場にて「懇親会」
(PM 4:30-)

平成20年度事業計画