全国連合退職校長会(全連退)

設立 1965年(昭和40年)6月10日
Update 2014年04月10日
Renewal 2014年04月01日
  • 文字サイズ
    標準 最大
  • 印刷
全 連 退 情 報        平成15年8月26日  第27号
平成15年度の「要望書」を文部科学省と厚生労働省へ提出しました   
全国連合退職校長会(土橋荘司会長)は、平成15年8月7日、本年度の「要望書」を文部科学大臣、厚生労働大臣へ提出いたしました。(今年も暑い日でした。)

ここに、各大臣宛の「要望書」の全文をお知らせいたします。また、当日の、両省との意見交換等の内容は、会報149号でお知らせする予定です。

文部科学大臣 遠山 敦子 殿

全国連合退職校長会 
会長 土橋荘司

要望書

『新しい時代を拓く豊かな人間性を持ち、たくましく生きる日本人の育成』を標榜している全国連合退職校長会は、そのための教育の実現を期し、下記事項を要望する。

I 、教育上の諸課題解決に関する要望。

  1. 「教育尊重の気運を高め、国民挙って教育を考える日」としての「教育の日」の制定を、主導されたい。
  2. 本会の提案等を踏まえ、早急に教育基本法の改正を実現されたい。
  3. 校長職に就く人物は、短時日で得られるものではない。民間人を校長に登用する施策は、中断・再考することを要望する。
  4. 「義務教育費国庫負担制度」の見直しに当たり、この負担金全額が一般財源化されることのないよう尽力されたい。
  5. 構造改革特別区域法に基づく申請が、認定されつつあるが、「義務教育」に株式会社が参入することに反対されたい。
  6. 平成18年度公務員制度の改革を見通して「新教員評価システムの導入」が浮上し、さらに、いわゆる「人材確保法」の見直しが提起されていることはゆゆしき問題である。「人材確保法」の趣旨を尊重した教員給与の改善を要望する。

II 、学校教育の振興に関する要望。

  1. 昨今の凶悪事案等からも、学校における「徳性を育む心の教育」の重要性が強く認識される。そのいっそうの充実策として、「道徳(倫理)主任」を全校に配置することが喫緊の課題である。実現を要望する。
  2. 学校教育の質の向上は、教員の指導力、使命感に負うところが大きい。したがって、研修会等への参加の拡充を図るとともに、研修内容の充実、就中、研修プログラムの適正化を図られたい。さらに、10年経験者研修の早急な実施、教員養成課程のカリキュラムの根本的な見直しを要望する。

III 、退職校園長の活用及び福利厚生等に関する要望。

  1. 退職校園長の力量を生かし、文部科学省の設置に関する審議会、研究協力者会議等の構成員への登用、教育委員や学校評議員等の任用についての格別な措置を講じられたい。
  2. 年金制度の改正に伴い、「再雇用・再任用制度」の充実・促進に尽力されたい。
  3. 春秋叙勲に当たり、義務教育関係者やそれに準ずる者を重視されたい。
 
  厚生労働大臣 坂口 力 殿

全国連合退職校長会
会長 土橋荘司

要望書

  1. 公務員制度の一環としての「共済年金制度」を堅持し、長期給付に係る財政の安定化のため、適正な負担と給付の維持に努められたい。

  2. 平成15年度の公的年金は、前年の消費者物価指数の下落分0.9%が減額された。ついては、特例措置により改定を据え置いた平成12年度、13年度、14年度の年金額の遡及減額は避けられたい。

  3. 医療保険制度の海底にあたっては、高齢者の保険料負担や患者一部負担金等に特段の配慮をされたい。

  4. 介護保険制度については、基盤整備を含め、要介護者のニーズに適切に応えるよう、円滑な運用と実施に努められたい。