全国連合退職校長会(全連退)

設立 1965年(昭和40年)6月10日
Update 2014年04月10日
Renewal 2014年04月01日
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新刊案内未来を拓く学校の力  ~地域と学校の心触れ合う教育活動~ (平成27年1月)

 この度、全連退では、全国都道府県退職校長会の全面的なご協力を得て、本会設立50周年記念事業の一環として、第六回教育関係図書を刊行いたしました。
 本書は読み進むうちに、その核心に思わず引き込まれてしまうような珠玉の実践の収録です。多くの方々が、手にとってぺ-ジを捲ってくださることを願っています。特に会員の皆様から現職の先生方にお勧めいただいたり、会員の皆様から現職の先生方への激励本として贈呈していただければ幸甚に存じます。

書 名

  「未来を拓く学校の力」 ~地域と学校の心触れ合う教育活動~

内 容

 第1章  郷土の偉人・歴史・文化に学ぶ
 第1節 郷土の偉人・歴史に学ぶ    第2節 郷土の伝統文化に学ぶ
 第2章  地域の特色を生かした教育活動
 第1節 地域の自然を生かして      第2節 地域への貢献を目指して
 第3章  災害からの学びと復興・防災教育
 第4章  当面する教育課題への取組
 第5章  世界につながる・世界に羽ばたく

内容の特色
 現在、学校教育への様々な期待と課題の指摘がある中で、地域に根差した学校教育の不易の精神と伝統ある指導力を直視し、地域の伝統・文化と学校の教育活動の実践を図書として残しておこうとこの出版を企画しました。そして、ここに全国各地の地域性(郷土色)の滲む特色ある教育活動とその成果の一端を収録しました。

執筆者の特色
 本書の執筆者(大半が本会会員)の特色は全国各都道府県に及んでいるということです。
 そして、執筆者は各都道府県退職校長会長のご推薦による方々で、その分野のエキスパ-トとして活躍され、長い学校・学級経営の実践を通して、人知れず様々な “自分ならではの経験と知恵”を持っておられます。その経験と知恵そして教育への情熱を、今、地域の特色ある教育に取り組んでおられる現職の先生方へのエ-ルとして提供していただきました。

出 版
 平成27年2月 全国の主要書店で販売中
 編著者 全国連合退職校長会  A5判・214頁・横書き
 出版社 (株)東洋館出版社(東京都文京区本駒込)
 書店での販売価格 2400円+消費税

※5冊以上まとめて、ハガキで全連退事務局へ申し込まれると
1冊2200円(税・送料込)でお送りします            
 全国連合退職校長会事務局 出版事業委員会 宛て 
〒141—0022 東京都品川区東五反田5-21-13-308
 出版図書 『未来を拓く学校の力 ~地域と学校の心触れ合う教育活動~ 』の書評
その1 
 地域の「学校の力」に焦点 連携生かした実践まとめる 教育新聞平成27年3月5日
 学校教育へのさまざまな期待と課題の指摘がある中、地域に根ざした学校教育に焦点を当てたのが大きな特徴。出版事業委員会によると、地域の教育が備える不易の精神と伝統ある指導力にフォーカスし、地域の伝統・文化と学校の教育活動の実践を図書として残しておこうと企画したものであるという。
 もうひとつの特色は、執筆者が各都道府県退職校長会から推薦された、各分野のエキスパートであるということ。長い間、管理職として、教員として学校経営・学級経営に尽力した経験を生かして、多種多様な実践を記している。
 中でも、松尾芭蕉、松浦武四郎、吉田松陰、塙保己一など郷土に関連の深い偉人を取り上げその精神を学ぶ実践、津野山神楽、小倉祇園太鼓、長崎くんちなどの伝統文化を学ぶことから地域とのつながりを深める実践などを収載した第1章は、地域に根ざした取り組みが子どもたちの成長によい影響があることが分かり興味深い。
 また、震災から学んだ防災教育の実践、放射線教育、言語活動、平和教育、学力向上など教育課題に対する学校と地域連携の取り組みは、実践の大きなヒントになる。

その2 
 地域の歴史、震災から学ぶ防災など 全国の特色ある教育活動を本に 東京新聞3月18日
 全連退は全国都道府県にある退職校長会の連合体で、国の教育振興や研究支援、関連する出版事業を行っている。学校の力は「郷土の偉人・歴史・文化に学ぶ」「地域の特色を生かした教育活動」「災害からの学びと復興・防災教育」など五章からなり、退職校長会推薦の全国小中学校、高校の優れた約五十事例を写真付きで紹介している。
 うち、創立百二十九年の東京都荒川区立第一日暮里小学校は、卒業生の彫刻家で詩人の高村光太郎について、六年生が毎年、彫刻や詩、文献などから生き方を調べ、学び、後輩に伝えるリポートを作成している。
 東日本大震災被災地の岩手県釜石市立小・中学校は、「子どもの安全」をキーワードに、津波に備えることが当たり前という文化をつくり、学校、保護者、地域が何をしなければならないかを考え、実践継承する防災教育に取り組む。
 全連退・出版事業委員長の木山高美さんは「地域と学校の心触れ合う教育実践から郷土に誇りと愛着心を養う学校の力を読み取ってほし」と話す。

その3 
 「未来を拓く学校の力」 産経新聞4月12日
 全国の小・中・高等学校の校長経験者が、「地域性の強い教育活動」の内容や成果について執筆している。学校教育の現場で、どうやって子供たちに地域性(多様性)の大切さを伝えるか。民俗芸能を地域の人に指導してもらったり、地元の偉人や歴史について学んだり、郷土の伝統文化を題材にした学習の事例集として参考になりそう。

その4
 郷土の偉人など50の実践録 日本教育新聞 5月18日
 本書は、全連退=全国の小・中・高のОB校長会の連合体の作品である。既に5冊を世に問い、現職に多大な刺激を与えたという。
 本書も、北海道から沖縄までの50編を集めた実践録である。
一、郷土の偉人・歴史・文化に学ぶ  
二、地域の特色を生かした教育活動 
三、災害からの学びと復興・防災教育 
四、当面する教育課題への取組 
五、世界とつながる・世界に羽ばたくの五章編成。
序文に「全国各地の地域性の滲む特色ある‐‐‐」とある通り、全連退ならではの労作で、多大の刺激を得られた。
 三章は、執筆が、岩手・宮城・福島・千葉、四章・広島ということから内容が見える。
 現場人が歓迎しそうなのが「地域の人材を活用した文化・伝統教育(一章二節)」「小・中九年間の英語教育(五章)」等で、今日的課題のアクティブ・ラーニングや英語教育の先駆的実践として企画から展開が詳述されていて、そのまま転移できそうだからである。
 しかし中心は、一章一節の「郷土の偉人・歴史に学ぶ」であろうか。総合的な学習の時間や道徳の時間を活用しての実践報告である。展開の具体を詳述する紙幅はないが、登場する偉人名を列挙すると、松尾芭蕉・塙保己一・松浦武四郎・岩谷九十老・吉田松陰・小林虎三郎・浅井氏三代・徳川斉昭・高村光太郎・八田與一・程順則と多彩。展開・活用も多様で、それぞれの学校で、工夫活用できそうだ。(目賀田 八郎・元公立小学校校長)